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エネルギー

energy business

長岡の森と広葉樹の多様性

長岡市の森林の約4分の3は広葉樹林で構成されています。

NESTが管理する「こしじエリア」の森林を調査したところ、胸高直径5cm以上の広葉樹が約37種確認されました。主な高木性樹種としては、コナラが約40%、ホオノキが約20%を占め、その他にもイタヤカエデ、コシアブラ、ブナ、ウワミズザクラ、オニグルミ、クリ、ヤマボウシ、エゴノキなど、多様な樹木が生育しています。

また、日本海性気候に適応するマルバマンサクやヤマモミジなどが特徴的に分布しています。

広葉樹の活用とバイオマスエネルギー

広葉樹は針葉樹と比べて通直性が低いため、建材や木工用途として活用できるのは20〜30%程度にとどまります。そこで、残りの70%以上をバイオマスエネルギーとして有効活用する取り組みを進めています。

ロケットストーブとソーラーを活用した農業ハウス

NESTの拠点である長岡市和島地区の「ラビットファーム」には、農業ハウスが2棟建設されており、ロケットストーブとソーラーエネルギーを組み合わせた循環型温室システムの開発を進めています。

このシステムは、ロケットストーブで加熱した温水を、ソーラーエネルギーを活用して循環させることで、農業ハウス内の温度を高温に維持できる仕組みです。長岡高専の武樋先生と共同で研究を行い、化石燃料を使用せずに、冬でもトマトやレモンなどの作物を栽培可能にすることを目指しています。

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